宇治市議会 > 2019-10-10 >
10月10日-07号

  • "青少年センター条例"(/)
ツイート シェア
  1. 宇治市議会 2019-10-10
    10月10日-07号


    取得元: 宇治市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-28
    令和 1年  9月 定例会(1) 議事日程            議事日程(第7号)                         令和元年10月10日                         午前10時 開議第1.諸報告第2.請願第1-6号 核兵器禁止条約日本政府の署名と批准を求める意見書採択についての請願第3.請願第1-5号 伊勢田ふれあいセンターの存続を求める請願第4.諮問第2号 人権擁護委員候補者を推薦するにつき意見を求めるについて第5.議案第52号 令和元年度宇治市一般会計補正予算(第3号)   議案第53号 令和元年度宇治市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)第6.議案第54号 職員の分限に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第55号 宇治市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第56号 宇治市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第57号 宇治市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて第7.議案第58号 宇治市ふれあいセンター条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第59号 宇治市印鑑条例の一部を改正する条例を制定するについて第8.議案第60号 企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第67号 市道路線の認定について第9.議案第61号 宇治市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第64号 宇治市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第66号 宇治市大久保青少年センター条例の一部を改正する条例を制定するについて第10.議案第68号 平成30年度宇治市一般会計歳入歳出決算認定について   議案第69号 平成30年度宇治市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第70号 平成30年度宇治市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第71号 平成30年度宇治市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第72号 平成30年度宇治市墓地公園事業特別会計歳入歳出決算認定について   議案第73号 平成30年度宇治市水道事業会計決算認定について   議案第74号 平成30年度宇治市公共下水道事業会計決算認定について第11.意見書案第5号 温暖化対策の強化を求める意見書第12.議員派遣第13.閉会中継続調査(2) 会議に付した事件   議事日程に同じ(3) 出席議員  議長    真田敦史君  副議長   渡辺俊三君  議員    金ヶ崎秀明君      佐々木真由美君        徳永未来君       池田輝彦君        鈴木崇義君       西川康史君        秋月新治君       山崎 匡君        大河直幸君       角谷陽平君        西川友康君       岡本里美君        鳥居 進君       稲吉道夫君        木本裕章君       浅井厚徳君        坂本優子君       服部 正君        今川美也君       長野恵津子君        中村麻伊子君      山崎恭一君        宮本繁夫君       松峯 茂君        関谷智子君       堀 明人君(4) 説明のため出席した者        市長          山本 正君        副市長         木村幸人君        副市長         宇野哲弥君        危機管理監       濱岡洋史君        市長公室長       脇坂英昭君        政策経営部長      貝 康規君        総務部長        本城洋一君        産業地域振興部長    松田敏幸君        人権環境部長      福井康晴君        福祉こども部長     星川 修君        健康長寿部長      藤田佳也君        理事          亀田裕晃君        建設部長        平野正人君        都市整備部長      木下健太郎君        会計管理者       山本美絵君        上下水道部長      畑下茂生君        教育長         岸本文子君        教育部長        伊賀和彦君        消防長         伊庭邦夫君(5) 事務局職員出席者        局長          中上 彰        次長          藤井真由美        副課長         矢部昌宏        庶務係長        亀井明美        議事調査係主任     井ノ口 雅(6) 速記者                    西岳剛一     午前10時00分 開議 ○議長(真田敦史君) これより本日の会議を開きます。----------------------------------- △日程第1 諸報告 ○議長(真田敦史君) 日程第1、諸報告を行います。 市から報告のありました報告第32号及び報告第33号の2件については、その写しをお手元に配付いたしておりますので、ごらんおき願います。----------------------------------- △日程第2 請願第1-6号 ○議長(真田敦史君) 次に日程第2、請願第1-6号を議題といたします。 委員長の報告を求めます。総務常任委員会 長野恵津子委員長。          総 務 常 任 委 員 長 報 告 ◆総務常任委員長長野恵津子君) (登壇)ただいま議題となりました請願第1-6号「核兵器禁止条約日本政府の署名と批准を求める意見書採択についての請願」につきまして、令和元年10月1日に本委員会が審査いたしました結果について御報告いたします。 本請願については、審査の際、請願者を参考人として出席を求め、請願への思い等について質疑を行ったものであります。 討論では、日本共産党宇治会議員団委員から賛成討論が行われ、採決の結果、日本共産党宇治会議員団委員及び日本維新・京都宇治党委員が賛成し、賛成少数で不採択すべきものと決しました。 なお、質疑の中で各委員から出されました質疑及び意見・要望の項目並びに討論の詳細については、請願審査報告書に添付いたしておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                          令和元年10月2日 宇治市議会議長 真田敦史様                      宇治市議会 総務常任委員会                       委員長   長野恵津子             請願審査報告書 本委員会に付託の請願を審査の結果、下記のとおり決定したから、宇治市議会会議規則第140条の規定により報告します。                 記1.請願名   請願第1-6号 核兵器禁止条約日本政府の署名と批准を求める意見書採択についての請願2.審査結果   上記請願、不採択すべきものと決する。3.審査概要〔請願第1-6号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯請願への思い等について  ◯核兵器廃絶に関してふだんから研究や活動をされているのかについて  ◯核兵器禁止条約の条文等について研究されているのかについて  ◯日本政府核兵器禁止条約に署名しなかったことについてどう思うかについて  ◯なぜ日本政府核兵器禁止条約に署名しなかったのかについて  ◯署名活動の内容について  ◯署名活動の際の市民の反応について  ◯他の自治体での意見書の状況について  ◯国会に対して何か働きかけを行っているのかについて  ◯日本政府に対する思い等について  ◯核保有国と非保有国との対話路線を進めていくにあたっての意見について(2)討論の詳細  ①日本共産党宇治会議員団委員   核兵器禁止条約日本政府の署名と批准を求める意見書採択についての請願に対する賛成討論を行います。   2017年7月の国連会議で採択された核兵器禁止条約は同年9月20日から調印・批准が始まり、ことしの核兵器廃絶国際デーの9月26日に、調印国は79カ国、批准した国は32カ国になりました。50カ国が批准するとその90日後に条約は発効し、核兵器は違法となります。   核兵器の使用はもちろん、製造も保有も「使用の威嚇」も禁止されます。「使用の威嚇」の禁止は、いわゆる「核の傘」・「核抑止論」を否定するもので、武力による威嚇を禁止する日本国憲法9条と共通するものです。   条約の前文には「hibakusha」という言葉が二度出てきます。被爆者の長年の願いが深く受け止められ、被爆者に心を寄せる世界の市民の願いがこの条約に込められています。   2017年7月の国連会議で、被爆者代表が296万筆の「ヒバクシャ国際署名」をホワイト議長に手渡したとき、議長は涙ぐみながら条約採択の決意を語りました。1946年の原子兵器禁止を求めた国連総会第一号決議から70年にわたる被爆者と市民団体の取り組みが、核兵器禁止条約に結実したのです。   その市民団体の中心になった核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)はノーベル平和賞を受賞しています。   この核兵器廃絶の世界の流れの中に、宇治市議会核兵器廃絶平和都市宣言も確固とした位置を占めています。一方、日本政府は2017年7月7日の国連会議の席にいませんでした。そして条約に署名するどころか、この条約に反対しています。   そうした中、政府に署名を求める意見書が全国の自治体に広がり、京都府内でも綾部市議会亀岡市議会京田辺市議会木津川市議会向日市議会精華町議会で意見書が採択されています。   宇治市は核兵器廃絶平和都市宣言を発信している都市です。宇治市長も参加し、広島市が会長となっている平和首長会議核兵器禁止条約の締結を求める署名活動に取り組んでいます。   宇治市役所前平和エリアには、平和の鐘、平和の像とともに、広島・長崎の被爆した石が展示され、被爆したアオギリやクスノキが植えられ、平和の願い・核兵器廃絶の願いを伝えています。そうした平和都市・宇治市から核兵器禁止条約への参加を政府に求めることは、大変意義のあることです。   宇治市議会核兵器廃絶平和都市宣言の願いは、本請願の趣旨と共通するものです。   以上、本請願に対する賛成討論とします。----------------------------------- ○議長(真田敦史君) これより委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(真田敦史君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(真田敦史君) これより請願第1-6号を採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は不採択すべきものであります。 本請願は採択するに賛成の議員の起立を求めます。     (日本共産党宇治市会議員団、日本維新・京都宇治党及び無会派起立) 起立少数であります。 よって、請願第1-6号は不採択されました。----------------------------------- △日程第3 請願第1-5号 ○議長(真田敦史君) 次に日程第3、請願第1-5号を議題といたします。 委員長の報告を求めます。市民環境常任委員会 坂本優子委員長。          市民環境常任委員長報告市民環境常任委員長(坂本優子君) (登壇)ただいま議題となりました請願第1-5号「伊勢田ふれあいセンターの存続を求める請願」につきまして、令和元年10月3日に本委員会が審査いたしました結果について御報告いたします。 本請願については、審査の際、請願者を参考人として出席を求め、請願への思い等について質疑を行ったものであります。 討論では、日本共産党宇治会議員団委員及び無会派委員から賛成討論がそれぞれ行われ、採決の結果、日本共産党宇治会議員団委員及び無会派委員が賛成し、賛成少数で不採択すべきものと決しました。 なお、質疑の中で各委員から出されました質疑及び意見・要望の項目並びに討論の詳細については、請願審査報告書に添付いたしておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                          令和元年10月4日 宇治市議会議長 真田敦史様                    宇治市議会 市民環境常任委員会                     委員長   坂本優子             請願審査報告書 本委員会に付託の請願を審査の結果、下記のとおり決定したから、宇治市議会会議規則第140条の規定により報告します。                 記1.請願名   請願第1-5号 伊勢田ふれあいセンターの存続を求める請願2.審査結果   上記請願、不採択すべきものと決する。3.審査概要〔請願第1-5号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯請願への思い等について  ◯参考人が所属しているコーラスサークルは多目的室のような大きな部屋を利用する必要があるくらい人数がいるサークルなのかについて  ◯廃止の方針が決まってから、他の団体から困ったことなどを聞いているのかについて  ◯市から利用者へ丁寧な説明があったと感じているのかについて  ◯住民文化活動の場などを民間に頼んで確保することについてどう思うのかについて  ◯住民文化活動の場などを市がしっかりと保障していくことについての参考人の考えについて  ◯公共施設等総合管理計画では子供や孫の世代にできるだけ負担を残さないとあるが、この趣旨についてどう思うかについて  ◯今後有料になることは考えられないということなのかについて  ◯地域の子供たちと接する場となっているのかについて  ◯3月に方針が決まってから9月に文書が送付されるまで市から利用者への聞き取りなどはなかったのかについて  ◯細かいところまで寄り添って代替施設を当てはめていくことが大事なのではないかについて  ◯今後の構想の中で地域の方に喜んでもらえるような形を市は考えているのかについて  ◯伊勢田ふれあいセンターの跡地の活用について  ◯市は今後どのように検討していくのかについて  ◯伊勢田ふれあいセンターの利用者数について  ◯貸し館についての今後のビジョンについて  ◯耐震改修費用と年間の維持管理費用について  ◯ふれあいセンターは無料だが他の施設では有料のところもあり、公のもので平等性を考えるならば総合計画に入れて新たな形を考えていかなければならない時期にきているのではないのかについて  ◯今活動されている方がしっかりと活動を続けていけるように支えてほしいことについて  ◯片方では廃止としながら、片方では中宇治地域に新しい施設を建てようとするということはとても納得できる話ではないと思うことについて  ◯長寿命化と一方では言っているので存続するように方針を変えるということがあってもよいと思うが、行政のやることというのはそれほど変更のきかないことなのかについて  ◯廃止については変更することは困難だが、跡地利用については市民の声を聞いた上で検討していくということなのかについて  ◯市民の声を取り入れる余地を持ってさまざまなことを決めていってほしいことについて  ◯ふれあいセンター事業文化活動地域活動にとって重要な事業だと市は思っているのかについて  ◯事業目的は達成され、市民の触れ合いの場として施設が活用されていると市は思っているのかについて  ◯公共施設等総合管理計画には後世に負担を残さないとあるが負担とは具体的に何なのかについて  ◯伊勢田ふれあいセンターを存続させることが市にとって何が負担なのかについて  ◯なぜ市は耐震化に背を向けてきたのかについて  ◯耐震化して残すというシミュレーションはしたのかについて  ◯直近で市が耐震補強した施設のかかった費用と延べ床面積について  ◯伊勢田ふれあいセンターの数倍の面積がある小学校の耐震改修が1億円程度のところもあるので、伊勢田ふれあいセンター耐震改修に1億円かかるとは到底理解できないことについて  ◯伊勢田ふれあいセンター耐震改修の費用が1億円である積算根拠について  ◯普通の耐震改修だと思うが、なぜ伊勢田ふれあいセンター耐震改修は多額の費用がかかるのかについて  ◯鉄骨造鉄筋コンクリート造より10倍以上の費用がかかるのかについて  ◯壁を全て取り除いた上で工事をしないといけないのかについて  ◯廃止の方針は利用者や市民に理解されているのかについて  ◯市民理解が得られていないとわかっているのにふれあいセンターを廃止するのかについて  ◯ふれあいセンターの今後のあり方については、なぜパブリックコメントの対象にならなかったのかについて  ◯ふれあいセンターが利用できなくなるということは権利を制限することに当たらないのかについて  ◯ふれあいセンターを使用できなくなるという権利が制限されるのでパブリックコメントが必要だと思うことについて  ◯文化活動地域活動の場所が提供されないという不利益が市民に出てくるが、そういったことが起こっても権利を制限していることには当たらないと市は考えているのかについて  ◯権利を制限するということは、市はどういうことだと思っているのかについて  ◯市の姿勢が市民の意見を聞かず公共施設をなくしていくということでいいのかについて  ◯今後についてはしっかりと市民の意見を聞いた上で公共施設のあり方について考えていきたいという思いを市は持っているのかについて  ◯伊勢田・小倉地域には公共施設が充足していると思えないが市の考えについて  ◯伊勢田地域には公共施設が少ないのではないのかについて  ◯勤労者福祉会館は府の施設だが利用調整はできるのかについて  ◯伊勢田集会所伊勢田北集会所は合唱や太極拳などのサークル活動ができるスペースはあるのかについて  ◯地域開放型教室西宇治中学校の利用には制限があるはずだが、その内容について  ◯中宇治地域公共施設について考えているのならば伊勢田地域公共施設についても考えてほしいことについて  ◯伊勢田地域では今の公共施設で何とかしてくださいということが今の市の到達点なのかについて  ◯西小倉地域福祉センターは福祉活動でしか使用できないのではないのかについて  ◯今活動しているサークルの中で福祉的な目的の団体はあるのかについて  ◯西小倉地域福祉センター代替施設として実質使えないのではないのかについて  ◯どういう要件をクリアしたら地域福祉センターを利用できるのかについて  ◯地域福祉センターを今利用している団体が困らない程度に使用できるようにするべきについて  ◯伊勢田ふれあいセンター周辺には集会所はあるのかについて  ◯伊勢田ふれあいセンターの近隣施設について  ◯施設を利用されている方がいる地域には集会所はあるのかについて  ◯地理的要件を無視した対応だと思うことについて  ◯子供の利用は今回の機能移転の対象外なのかについて  ◯負担を残さないということだけで施設をなくしていくと、宇治市の公共施設のあり方がめちゃくちゃになってしまうのではないのかについて  ◯当局の思いについて(2)討論の詳細  ①日本共産党宇治会議員団委員   請願第1-5号「伊勢田ふれあいセンターの存続を求める請願」に賛成の討論をおこないます。   本請願は、伊勢田ふれあいセンターについて、市が来年2020年3月をもって廃止する計画としていることに対し、耐震化をした上で存続をすることを求めています。   本請願に賛成する理由は、第一に伊勢田ふれあいセンターが、今後とも市民にとって必要な公共施設であるからです。   伊勢田ふれあいセンターは、1972年に伊勢田幼稚園として建設された施設が、幼稚園の廃園されることに伴って1987年12月に開設をされました。開設以降、コーラスや中国語会話、書道、編み物、太極拳、歌う会や高齢者の体力つくりなどのサークル活動をはじめ、周辺地域の自治会、町内会活動、喜老会の活動場所として活用されてきました。また、子供たちが大人の見守る中で遊べる場所として、図書室や卓球、園庭を遊び場として利用してきました。伊勢田ふれあいセンターは、2017年度だけでも延べ24,485人もの方に利用されており、文化活動地域活動に欠くことのできない施設であります。   市は、文化活動地域活動を発展させていく責任を持っており、市民の活動拠点、場所を確保することは、その中でも重要な役割です。   2013年に伊勢田ふれあいセンター耐震強度不足と診断をされました。しかし、今日までの7年にもわたり、市は耐震改修を求める市民の声に背を向け続けてきました。公共施設等総合管理計画の策定に合わせて耐震不足を理由として施設の廃止を示していますが、伊勢田ふれあいセンターは地域に欠くことのできない施設であり、廃止などはもってのほかであり、市民の文化活動地域活動の場所を確保する責任を果たすべく、耐震化をして存続するべきです。   請願に賛成する第二の理由は、伊勢田ふれあいセンターが廃止されることに伴って、市は貸し館機能を機能移転するとしていますが、市民の活動を保障するだけの代替場所が責任をもって示されていないことです。   市は当初、伊勢田ふれあいセンター廃止後の代替施設として、西小倉コミュニティセンター西小倉地域福祉センターを上げていました。伊勢田ふれあいセンターの利用者は伊勢田地域在住の方も多くいますが、伊勢田地域には文化活動地域活動を保障するだけの公共施設が少なく、伊勢田地域の方は活動場所を奪われることになります。   また、西小倉コミュニティセンターも空室は少なく、西小倉地域福祉センターに至っては福祉団体しか利用できず、伊勢田ふれあいセンターの利用者の代替施設としては不十分な提案しか市からは行われていません。   また、集会所のない伊勢田ふれあいセンター周辺の自治会、町内会、喜老会の活動場所については、何ら伊勢田ふれあいセンター廃止後の適当な活動場所は示されていません。機能移転とは名ばかりで、伊勢田ふれあいセンターの廃止は住民の活動場所を奪う結果となります。   請願に賛成する理由の第三は、伊勢田ふれあいセンターの廃止方針の市民への周知や説明責任が果たされず、市民理解が得られていないからであります。   廃止方針を決めた「ふれあいセンターの今後のあり方について」はパブリックコメントなどの市民意見の公募も行われずに決定がされました。   また、利用者には1通の廃止方針のお知らせが送られてきただけであり、ふれあいセンターの今後について市民意見を聞く姿勢は宇治市にはありませんでした。特に利用者や地域の声は伊勢田ふれあいセンターは耐震化をした上で存続をしてほしいとのことであり、市民の声を聞いた上でふれあいセンターの今後を決めるべきであります。   以上の理由から、私は、伊勢田ふれあいセンターについて、耐震化して存続をしてほしいとの市民の願いをしっかりと受けとめて、文化活動地域活動の場所を確保する市の役割に責任を持ち、伊勢田ふれあいセンターは耐震化して存続するべきと考え、2,233人の請願賛同者の声に応え、請願に対して賛成をするものであります。  ②無会派委員   請願第1-5号「伊勢田ふれあいセンターの存続を求める請願」の採択に対する賛成の立場で討論いたします。   市は、平成29年に策定した公共施設等の現状と課題を整理し、更新・統廃合・長寿命化などの基本的な方針を定めた宇治市公共施設等総合管理計画に基づき、個別施設管理実施計画として今年3月にふれあいセンターの今後のあり方について策定しました。   それは3館とも建設から30年以上の年月が経過したことで老朽化が進み、耐震性にも問題があるという理由で、他の施設との統廃合を検討し、ふれあいセンターとしては廃止するというものでした。市のそういった考えに対し、本請願は廃止ではなく、耐震化して存続を求めるものです。   今多くの自治体において人口減少や少子高齢化に伴い、今後の公共施設の利用需要が大きく変化することが予想されることや、財政負担の軽減を図るために公共施設の施設削減を実施しようとしていますが、地域住民の方々にとってはこれまで日常的に利用してきた施設が使えなくなるという利便性の低下につながり、到底受け入れられるものではありません。   伊勢田ふれあいセンターサークル活動などで広い範囲から来られる方が利用されているほか、周辺に集会所がほとんどないということから隣接する町内会にとっても重要な活動の場となっています。   利用しているのは大人だけではありません。4町内から提出されている要望書にも書かれていたことですが元幼稚園であったことから園庭があり、こども図書コーナーを設置していることで、子供たちにとって気軽に学習し、遊ぶことができる場であり、大人たちとの交流の場となっています。そして、保護者にとっても管理者がいることで安心して行かせることができる貴重な場所となっています。まさにふれあいセンターを設置した目的である市民の潤いある地域社会づくりに寄与する施設となっています。   廃止でなくなるのは施設だけではありません。そこで生まれている人とのつながりや地域のつながりが失われてしまうのではないかという不安を地域の方々、利用者の方々は持っておられます。場がなければ人は集まれません。そして、集まる機会がなければ人はつながれません。   地域住民の方々が存続を求める背景には、この地域に対する愛着や帰属意識があり、地域の施設がなくなることが地域の衰退と関連する事項であることを強く感じておられるからこそ、何とか存続させたいと願っておられるのです。   市がつくった計画を合意形成という最も重要なプロセスを踏まないまま粛々と進めていくという今のやり方では、市民の思いが置き去りにされているような気がしてなりません。   この請願は、地域コミュニティーを守りたいという市民の切実な願いを訴えたものです。合意形成ができないまま廃止することは、行政への信頼を壊してしまうとともに、住民の地域への愛着や帰属意識の低下にもつながりかねません。   ふれあいセンター見直しの中で、唯一何の見通しも示されないまま廃止されようとしている伊勢田ふれあいセンターについて、廃止を前提とせず地域性も考慮した上で耐震化を行い、存続することを願うこの請願は採択すべきものとして賛成いたします。   以上、請願第1-5号の賛成討論といたします。みなさまの御賛同よろしくお願いいたします。----------------------------------- ○議長(真田敦史君) これより委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(真田敦史君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(真田敦史君) これより請願第1-5号を採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は不採択すべきものであります。 本請願は採択するに賛成の議員の起立を求めます。     (日本共産党宇治市会議員団、日本維新・京都宇治党及び佐々木議員起立) 起立少数であります。 よって、請願第1-5号は不採択されました。----------------------------------- △日程第4 諮問第2号 ○議長(真田敦史君) 次に日程第4、諮問第2号を議題といたします。 ○議長(真田敦史君) 提案理由の説明を求めます。山本市長。 ◎市長(山本正君) (登壇)おはようございます。 ただいま議題となりました諮問第2号「人権擁護委員候補者を推薦するにつき意見を求めるについて」につきまして御説明を申し上げます。 本諮問は、本市人権擁護委員のうち2名の方の任期が令和元年12月31日をもって満了いたしますことから、北村芳美氏、市村由香氏を引き続き人権擁護委員候補者として推薦をいたしたく、議会の意見を求めるため諮問をいたすものでございます。 よろしく御審議をいただき、御賛同の御意見を賜りますようお願い申し上げます。
    ○議長(真田敦史君) これより質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(真田敦史君) お諮りいたします。 本諮問については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、本諮問については委員会付託を省略することに決しました。 ○議長(真田敦史君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(真田敦史君) これより諮問第2号を採決いたします。 本諮問は、適任とする意見を付することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第2号は適任とする意見を付することに決しました。----------------------------------- △日程第5 議案第52号及び議案第53号 ○議長(真田敦史君) 次に日程第5、議案第52号及び議案第53号の2議案を一括して議題といたします。 ○議長(真田敦史君) これより質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(真田敦史君) お諮りいたします。 2議案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、2議案については委員会付託を省略することに決しました。 ○議長(真田敦史君) ただいま宮本繁夫議員外5名から議案第52号に対して、修正案第3号が提出されました。 この際、修正案第3号について提案理由の説明を求めます。大河直幸議員。 ◆(大河直幸君) (登壇)修正案第3号「議案第52号令和元年度宇治市一般会計補正予算(第3号)に対する修正案」の提案理由説明を行います。 本修正案は、一般会計補正予算(第3号)から伊勢田・平盛ふれあいセンター解体撤去費を削除するものであります。 一般会計補正予算(第3号)には、黄檗公園再整備事業費など市民生活の向上に結びつく提案なども含まれていることから、反対する項目についての修正を求めるものであります。 ふれあいセンターについては、市民生活に必要な施設であり、廃止をして解体撤去するのではなく、耐震化もしくは建てかえを行って存続をするべきです。さきの市民環境常任委員会でも跡地利用を含めて、現在ふれあいセンターを利用されている市民の活動場所をしっかり保障するべきとの意見が委員から相次ぎました。それならば、施設を廃止して解体撤去を行い活動場所をなくすことを前提とするのではなく、耐震化や建てかえなども含めてどうすれば現在のふれあいセンターを存続して市民活動の場所を守ることができるのかを検討するべきであります。 さらに、市民環境常任委員会では、ふれあいセンターの廃止について、市は納得はいただけていない、丁寧さに欠けていたと答弁されていたように、市民理解は得られておらず、市は強引とも言える廃止の強行を行おうとしています。 市民との合意形成が図られず、市が一方的にふれあいセンターの廃止と撤去解体を進めることによって、今後公共施設等総合管理計画の進行にあわせて数々の公共施設が廃止・統廃合の対象となる中で、悪しき先例としてはいけません。 以上の理由から、ふれあいセンターについては耐震化もしくは建てかえをして存続をさせるべきであり、廃止を前提とした解体撤去費の計上には反対をする立場から、修正案の提案をするものであります。よろしく御審議をいただきまして御可決をいただきますようによろしくお願い申し上げます。 ○議長(真田敦史君) これより修正案第3号に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(真田敦史君) これより修正案第3号に対する討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(真田敦史君) これより修正案第3号を採決いたします。 本修正案に賛成の議員の起立を求めます。     (日本共産党宇治市会議員団、日本維新・京都宇治党及び佐々木議員起立) 起立少数であります。 よって、修正案第3号は否決されました。 ○議長(真田敦史君) 次に議案第52号に対する討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(真田敦史君) これより議案第52号を採決いたします。 本議案は原案のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。 ○議長(真田敦史君) 次に議案第53号に対する討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(真田敦史君) これより議案第53号を採決いたします。 本議案は原案のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第6 議案第54号から議案第57号まで ○議長(真田敦史君) 次に日程第6、議案第54号から議案第57号までの4議案を一括して議題といたします。 委員長の報告を求めます。総務常任委員会 長野恵津子委員長。          総務常任委員長報告 ◆総務常任委員長長野恵津子君) (登壇)ただいま議題となりました議案第54号「職員の分限に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第55号「宇治市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第56号「宇治市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて」及び議案第57号「宇治市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて」、以上4議案について、本委員会が令和元年10月1日に市当局から説明を受け、審査いたしました結果について御報告いたします。 4議案については、討論はなく、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、質疑の中で各委員から出されました質疑及び意見・要望の項目については、委員会審査報告書に添付いたしておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                          令和元年10月2日 宇治市議会議長 真田敦史様                      宇治市議会 総務常任委員会                       委員長   長野恵津子            委員会審査報告書 本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから、宇治市議会会議規則第103条の規定により報告します。                 記1.議案名   議案第54号 職員の分限に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第55号 宇治市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第56号 宇治市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第57号 宇治市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて2.審査結果   上記4議案、原案のとおり可決すべきものと決する。3.審査概要〔議案第54号から議案第56号まで〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯地方公務員法の欠格条項に該当した場合において、情状により失職させないこともできるとあるが、本市の考え方について  ◯失職しない場合において、当該職員の適正部署の考え方について  ◯過去5年以内で失職した職員数について  ◯改正後の条例が施行されるまでの間に成年被後見人等に認定をされて失職するような事案があった場合の本市の対応について  ◯成年被後見人等への今後の対応について  ◯改正後の条例が施行されるまでの間に成年被後見人等に認定をされて不利益をこうむるような事案があった場合の救済措置の必要性について  ◯地方公務員法はまだ改正されていないのかについて  ◯成年被後見人等であることにより職員選考を受けられなかった人数について  ◯成年被後見人等が採用された場合の職場環境の整備状況について  ◯採用の選考基準や職場環境の整備について〔議案第57号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯成年被後見人等で消防団員になりたいと思っている方を知っているのかについて  ◯職場環境の整備について----------------------------------- ○議長(真田敦史君) これより委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(真田敦史君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(真田敦史君) これより議案第54号から議案第57号までの4議案を一括して採決いたします。 4議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 4議案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、議案第54号から議案第57号までの4議案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第7 議案第58号及び議案第59号 ○議長(真田敦史君) 次に日程第7、議案第58号及び議案第59号の2議案を一括して議題といたします。 委員長の報告を求めます。市民環境常任委員会 坂本優子委員長。          市民環境常任委員長報告市民環境常任委員長(坂本優子君) (登壇)ただいま議題となりました議案第58号「宇治市ふれあいセンター条例の一部を改正する条例を制定するについて」及び議案第59号「宇治市印鑑条例の一部を改正する条例を制定するについて」の2議案につきまして、本委員会が令和元年10月3日に市当局から説明を受け、審査いたしました結果について御報告いたします。 議案第58号については、日本共産党宇治会議員団委員から反対討論が、うじ未来委員から賛成討論がそれぞれ行われ、採決の結果、うじ未来委員、自民党宇治市会議員団委員及び公明党宇治市会議員団委員が賛成し、賛成多数で可決すべきもの、議案第59号については、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、質疑の中で各委員から出されました質疑及び意見・要望の項目並びに討論の詳細につきましては、委員会審査報告書に添付いたしておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                          令和元年10月4日 宇治市議会議長 真田敦史様                    宇治市議会 市民環境常任委員会                     委員長   坂本優子            委員会審査報告書 本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから、宇治市議会会議規則第103条の規定により報告します。                 記1.議案名   議案第58号 宇治市ふれあいセンター条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第59号 宇治市印鑑条例の一部を改正する条例を制定するについて2.審査結果   上記2議案、原案のとおり可決すべきものと決する。3.審査概要〔議案第58号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯莵道ふれあいセンターの多目的活動室が廃止されることによって、どの程度の団体数に影響があるのかについて  ◯現在、多目的活動室を主に利用している団体数はどれくらいかについて  ◯多目的活動室の廃止によって、延べ人数で何人くらいに影響があるのかについて  ◯影響が出る1万1,000人について、莵道ふれあいセンターで全て対応できるのかについて  ◯多目的活動室がなくなることで、どういったサークルが利用できなくなると考えているのかについて  ◯莵道ふれあいセンターの近隣施設の受け入れ可能な人数について  ◯文化会館や中央公民館は莵道ふれあいセンターの方を受け入れるだけの容量があるのかについて  ◯莵道ふれあいセンターについては利用者の方に説明し、理解してもらっているのかについて  ◯昨日のふれあいセンターの方々との意見交換ではどのような意見があったのかについて  ◯昨日のやりとりを通じて利用者の理解を得られたと思っているのかについて  ◯市長が中宇治地域に新しい公共施設をと言っていたが、市長から産業地域振興部に指示などはあったのかについて  ◯平盛ふれあいセンターの町内会の方は何も聞いていないと言っていたが、地元説明会はしたのかについて  ◯地元の連合町内会に廃止する方針を一言も言っていないのかについて  ◯地元の連合町内会に廃止について何ひとつ説明がないままに廃止することが既成事実となり、悪しき事例になっていくのではないかと危惧していることについて  ◯ふれあいセンターについては、なぜ住民に何の相談もなく廃止を進めたのかについて  ◯地域の理解を得てから廃止の条例を出すべきことについて  ◯莵道ふれあいセンターの多目的活動室で毎週火曜日に福祉の活動をしていることは知っているのかについて  ◯Bタイプリハビリとはどういう事業か知っているのかについて  ◯利用者との意見調整をしていないのかについて  ◯中宇治地域の高齢化率について  ◯中宇治地域の高齢化率が高いという認識はあるのかについて  ◯莵道ふれあいセンターは投票所としても使用されているが、代替場所の検討状況について  ◯莵道ふれあいセンターの使用可能な箇所について  ◯莵道ふれあいセンターの使用が不可能な箇所について建物は残すのかについて  ◯解体の設計費が今回の補正予算に計上されているが、その中で莵道ふれあいセンターの解体については考えていくということなのかについて(2)討論の詳細  ①日本共産党宇治会議員団委員   議案第58号「宇治市ふれあいセンター条例の一部を改正する条例を制定するについて」反対の討論を行います。   本議案は伊勢田ふれあいセンターは2020年3月で廃止、平盛ふれあいセンターは2020年夏ごろをめどに、大久保青少年センターが大久保幼稚園廃園後の跡地に移転した後に廃止、莵道ふれあいセンターは多目的活動室をふれあいセンターの施設から削除するものであります。   伊勢田ふれあいセンターは、近隣にかわりとなる公共施設もなく、地域の文化活動地域活動を守るために、耐震化をして存続をするべきです。   平盛ふれあいセンターについては、平盛小学校と西大久保小学校の境に位置しており、地域住民、子供たちに活用されている施設であることから、大久保青少年センターを大久保幼稚園廃園後の場所に移転した後も、ふれあいセンターとして耐震化して存続をして、充実した公共施設の配置を行うべきです。   莵道ふれあいセンターについても、宇治公民館・市民会館の閉鎖を受けて、地域住民の社会活動の場が失われており、耐震化を行い莵道ふれあいセンターを積極的に活動できる市民の活動場所として保障するべきであります。   ふれあいセンター3館は2013年に耐震不足が判明しましたが、耐震補強を求める市民の声に、市は背を向け続けてきました。耐震改修を行えば利用できるのですから、住民の文化活動地域活動を保障する立場から、耐震化を行って活用するべきであります。   市は市民の文化活動地域活動を保障するために、活動場所を提供していく責務があります。ふれあいセンターの廃止は、市が目指す文化活動地域活動の活性化の観点からも、逆行する対応であります。   また、市民理解を得る努力もされておらず、説明責任も果たされていません。   以上の理由から、ふれあいセンターを廃止する本議案には反対をするものです。  ②うじ未来委員   議案第58号「宇治市ふれあいセンター条例の一部を改正する条例を制定するについて」に賛成の立場で討論を行います。   ふれあいセンターは、公立幼稚園の転用により、昭和62年に趣味やスポーツなど個人やサークルが気軽に利用できる施設として整備され、この間サークルを中心に利用されてきましたが、3館全て建設から30年以上が経過をしており施設の老朽化が進みかつ耐震性の課題もあり、公共施設等総合管理計画においても、他の施設との統廃合を検討するとされており、市は建てかえや改修は行なわず、ふれあいセンターとしては廃止する予定としています。一方、現在利用されている方からは、とりわけ伊勢田ふれあいセンターについて、耐震化をして存続してくださいという請願が出されるなど活動の場の存続に強い願いを持っておられます。   市は利用者の活動については近隣の他の公共施設等の利用を促進するなどにより、活動が継続できるよう貸し館機能の機能移転を進めていくとして、利用団体へ近隣の公共施設の案内文書を送付し、丁寧な対応に努めていくとしています。他の公共施設の使用状況から活動の継続は可能であるとのことですが、部屋の広さや使用できる要件といった部分では、これまでのふれあいセンターでの利用と異なる部分もあるのではないかと思います。   私は市が公共施設全体の方針を定めた公共施設等総合管理計画を策定し、本年3月に個別計画となるふれあいセンターの今後のあり方を示されたあと、この9月定例会に条例改正議案を御提案され、計画内容に基づき着実に取り組まれていることは評価しています。   そして、将来の宇治市のまちづくりを見据えて、子や孫といった将来世代にできる限り負担を残さないよう、また、持続可能な市政運営を行うという観点からも、ふれあいセンターも含め、公共施設のアセットマネジメントに取り組むことは、宇治の未来を考えますと私たちの世代の責務ではないかと考えています。   市におかれましては、現在ご利用いただいている方々の活動がしっかりと継続できるように、引き続き丁寧な説明や、他の施設をご案内していただくとともに、今後、跡地活用について検討を進めていく際には、利用者の御要望などもお聞きすることに加えて、とりわけ伊勢田ふれあいセンターについては、さきの9月定例会の一般質問でも、多くの議員から跡地活用の提案が出された内容を踏まえ、利用者の活動が継続できるような跡地活用を市として努力していただくことを要望いたしまして、議案第58号「宇治市ふれあいセンター条例の一部を改正する条例を制定するについて」の賛成討論といたします。〔議案第59号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  なし----------------------------------- ○議長(真田敦史君) これより委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(真田敦史君) これより討論を行います。山崎匡議員。 ◆(山崎匡君) (登壇)議案第58号、宇治市ふれあいセンター条例の一部を改正する条例を制定するについての反対討論を日本共産党宇治市会議員団を代表して行います。 本条例の一部改正案は、伊勢田ふれあいセンターを今年度で完全廃止、平盛は併設されていた青少年センターを現在の大久保幼稚園を廃園した跡地に移転をさせ、ふれあいセンターを廃止、莵道は多目的活動室の廃止を行う中身となっています。 そもそも3つのふれあいセンターは、宇治市立幼稚園を廃園するに当たり地域住民の自主的な活動と相互の交流活動などを支えるとして、子供からお年寄りまで、趣味、娯楽、各種会合、スポーツなど個人やサークルが気軽に利用できるコミュニティー施設として開設をされました。 2017年度、平成29年度の利用者は、莵道2万8,005人、伊勢田2万4,485人、平盛1万3,808人、延べ6万6,298人の利用です。2018年度は、延べ6万988人と大変多くの利用がありました。ふれあいセンターは、身近で利用しやすい、地域の活動を支えるためになくてはならない施設です。 この間、公共施設の削減を進めるに当たり、将来世代に負担を残さないためにということがしきりに持ち出されておりますが、市民にとって必要な施設は建てかえてでも存続し市民の活動を支えることこそ行政の役割です。 市は、2013年度、平成25年度にふれあいセンターの耐震調査を行い、耐震不足が判明していたにもかかわらず今日までの7年間、耐震改修や建てかえなどの対応は一切行いませんでした。このような状況のもと、2017年12月に策定した公共施設等総合管理計画に基づき、2019年3月にふれあいセンターの今後のあり方についてを策定し、廃止の方針を示しました。 しかし、地域住民や町内会・自治会などの利用者にはその方針説明を一切行わず、9月20日付で廃止方針の説明文書の送付を行ったのみでありました。市当局自身も地域への説明が不十分であること、地域住民の理解が得られていないことを認めております。 宇治市パブリックコメント手続に関する指針では、市の基本的な計画等の意思決定過程への市民参加を促進するとともに、市の市民に説明する責務を果たし、もって市民とのパートナーシップによる市政の推進を目的とすると示されているにもかかわらず、ふれあいセンター廃止に当たってパブリックコメントを行っておりません。市民参加を推進すべきはずの市当局による乱暴な市民置き去りの行政運営を看過できるものではなく、議会として到底賛成をすることはできません。 今回の提案に当たって、市民から存続を求める請願が提出された伊勢田ふれあいセンターの地域は、周辺に市立集会所がなく、ふれあいセンターで近隣町内会などの会議が行われています。しかし、市当局は利用実態、地域特性、公共施設の配置の問題点などを考慮せず、他の公共施設へ機能移転するとしています。しかし、市が示す代替施設では現在のふれあいセンター利用者の活動を保障するものは何もありません。また、地域の小学生を中心に子供たちの遊び場として利用されている施設でもあります。伊勢田ふれあいセンターの周辺地域にはこのかわりとなる施設はありません。 以上の理由から、ふれあいセンターを廃止する本条例案に反対をし、公共施設等総合管理計画により廃止前提で公共施設の見直しを進めるのではなく、ふれあいセンターは市民にとって必要な施設であるため、耐震化あるいは建てかえて存続させる必要があることを指摘し、反対討論といたします。 ○議長(真田敦史君) 西川康史議員。 ◆(西川康史君) (登壇)議案第58号、宇治市ふれあいセンター条例の一部を改正する条例を制定するについての賛成討論を自民党宇治市会議員団を代表してさせていただきます。 ふれあいセンター3館については耐震強度の問題があり、廃止については一定の理解をいたします。 ただ、それぞれの地域のふれあいセンターは事情も異なると思います。莵道ふれあいセンターは、一部廃館になるものの耐震強度に問題がない部分については利用可能であることや、平盛ふれあいセンターは、大久保幼稚園を代替地として利用できることを聞いています。ただ、伊勢田ふれあいセンターの場合は、莵道ふれあいセンターや平盛ふれあいセンターのように代替施設がないまま廃館になるのは問題があります。 一般質問でも私が提案させていただいたように、代替施設を民間企業にお願いするような方法も含めて検討していただきたいと思います。 地域の皆様への今後の代替施設のあり方等を丁寧な説明を行っていただくことを要望し、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(真田敦史君) これにて討論を終結いたします。 ○議長(真田敦史君) これより採決いたします。 採決は分割して行います。 最初に、議案第58号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 本議案は委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (うじ未来、自民党宇治市会議員団、公明党宇治市会議員団及び浅井議員起立) 起立多数であります。 よって、議案第58号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第59号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 本議案は原案のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第8 議案第60号及び議案第67号 ○議長(真田敦史君) 次に日程第8、議案第60号及び議案第67号の2議案を一括して議題といたします。 委員長の報告を求めます。建設水道常任委員会 稲吉道夫委員長。          建設水道常任委員長報告 ◆建設水道常任委員長(稲吉道夫君) (登壇)ただいま議題となりました議案第60号「企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて」及び議案第67号「市道路線の認定について」、以上2議案について、本委員会が令和元年10月4日に実地調査を行い、市当局から説明を受け、審査いたしました結果について御報告いたします。 2議案につきましては、討論はなく、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、質疑の中で各委員から出されました質疑及び意見・要望の項目については、委員会審査報告書に添付いたしておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                          令和元年10月7日 宇治市議会議長 真田敦史様                    宇治市議会 建設水道常任委員会                     委員長   稲吉道夫            委員会審査報告書 本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから、宇治市議会会議規則第103条の規定により報告します。                 記1.議案名   議案第60号 企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第67号 市道路線の認定について2.審査結果   上記2議案、原案のとおり可決すべきものと決する。3.審査概要〔議案第60号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯地方公務員法第28条第4項の規定による失職とはどのようもなのが該当するのかについて  ◯法改正に伴って成年被後見人の不利益を是正するものなのかについて  ◯これまで宇治市の独自措置として改善しなかったのはなぜかについて  ◯国の法改正に合わせた単純な理由で改正するのかについて  ◯成年被後見人の処遇について、どういった改善が必要と感じているのかについて  ◯法に合わせた条例改正にとどまらず、職員の処遇改善については市とも協力して取り組むべきについて〔議案第67号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯行きどまり道路の認定がふえている理由について  ◯私道の市道認定の現状について  ◯私道の市道認定の取り組みに関する他市の事例研究について  ◯底地の権原を取得しなくても認定する手法はないのかについて  ◯笠取地域における開発行為の申請状況や指導について  ◯境界確定を行えば市道認定ができる私道がどれくらいあるのかについて  ◯私道の認定取り組みをしている6件のうち、境界確定を行えば認定できるものは含まれているのかについて  ◯認定取り組みの案件の今後の展開について  ◯莵道224号線について   ①なぜ避難通路がないのかについて   ②避難通路の必要性について   ③法律を含めた規制緩和が進む中での指導の重要性について----------------------------------- ○議長(真田敦史君) これより委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(真田敦史君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(真田敦史君) これより議案第60号及び議案第67号の2議案を一括して採決いたします。 2議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 2議案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、議案第60号及び議案第67号の2議案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第9 議案第61号、議案第64号及び議案第66号 ○議長(真田敦史君) 次に日程第9、議案第61号、議案第64号及び議案第66号、以上3議案を一括して議題といたします。 委員長の報告を求めます。文教福祉常任委員会 堀明人委員長。          文教福祉常任委員長報告 ◆文教福祉常任委員長(堀明人君) (登壇)ただいま議題となりました議案第61号「宇治市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて」、議案第64号「宇治市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて」及び議案第66号「宇治市大久保青少年センター条例の一部を改正する条例を制定するについて」、以上3議案について、本委員会が令和元年10月2日に市当局から説明を受け、審査いたしました結果について御報告いたします。 3議案については、討論はなく、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、質疑の中で各委員から出されました質疑及び意見・要望の項目につきましては、委員会審査報告書に添付いたしておりますので、ごらんおき願います。 以上で報告を終わります。-----------------------------------                          令和元年10月3日 宇治市議会議長 真田敦史様                    宇治市議会 文教福祉常任委員会                     委員長   堀 明人            委員会審査報告書 本委員会に付託の議案を審査の結果、下記のとおり決定したから、宇治市議会会議規則第103条の規定により報告します。                 記1.議案名   議案第61号 宇治市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第64号 宇治市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を制定するについて   議案第66号 宇治市大久保青少年センター条例の一部を改正する条例を制定するについて2.審査結果   上記3議案、原案のとおり可決すべきものと決する。3.審査概要〔議案第61号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯宇治市独自で変更しなければいけない点について  ◯災害弔慰金の支給実績について〔議案第64号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯家庭的保育事業に対する基準について、現在宇治市は国が定める以上の基準を定めているが、引き続き市独自の基準とするのかについて  ◯国が基準を見直す動きがあるが、宇治市としての保育の質の担保について〔議案第66号〕(1)質疑及び意見・要望の項目  ◯大久保幼稚園の部屋数及び敷地面積について  ◯平盛ふれあいセンターの部屋数及び敷地面積について  ◯平盛幼稚園は、保育室4部屋、職員室1部屋で運用していたのかについて  ◯施設内における大久保青少年センターの使用部分について  ◯ふれあいセンターとの合同施設である現状における不都合について  ◯平盛ふれあいセンターが同時に大久保幼稚園跡地に移転したとしても、青少年センターとしては問題ないのかについて  ◯今後は青少年センターが専有的に施設を使用していくのかについて  ◯使用料を取ることの是非についての教育委員会としての考えについて  ◯大久保青少年センターの職員配置の現状について  ◯善法青少年センター及び河原青少年センターの職員配置の現状について  ◯大久保青少年センターが一番職員が少ないが、今後の事業内容も鑑み相応の体制を整えるべきではないかについて  ◯平盛ふれあいセンターも同時に移転することとなったら、教育委員会としては一切拒まないということでよいかについて  ◯移転後の施設はすべて教育委員会が所管するのかについて  ◯生涯学習機能も含めて青少年センターが所管するのかについて----------------------------------- ○議長(真田敦史君) これより委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(真田敦史君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(真田敦史君) これより議案第61号、議案第64号及び議案第66号、以上3議案を一括して採決いたします。 3議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 3議案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、議案第61号、議案第64号及び議案第66号、以上3議案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第10 議案第68号から議案第74号まで ○議長(真田敦史君) 次に日程第10、議案第68号から議案第74号までの7議案を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。山本市長。 ◎市長(山本正君) (登壇)ただいま議題となりました議案第68号から議案第74号までの7議案につきまして御説明を申し上げます。 提案をいたします7議案につきましては、平成30年度宇治市一般会計歳入歳出決算を初め、各特別会計及び企業会計の決算の認定を求めるものでございます。 決算に係ります詳細につきましては、会計管理者及び上下水道部長より説明をさせていただきますので、よろしく御審議をいただき、御認定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(真田敦史君) 山本会計管理者。 ◎会計管理者(山本美絵君) (登壇)ただいま提案理由の説明がありました議案第68号、平成30年度の一般会計及び議案第69号から議案第72号までの4特別会計の歳入歳出決算に関する概要につきまして、歳入歳出決算書に基づきまして会計ごとに順次御説明申し上げます。 まず最初に、議案第68号、一般会計について御説明申し上げます。 歳入につきましては、決算書2ページから7ページでございます。 歳入合計は、予算現額659億3,289万1,509円、調定額639億2,074万4,234円に対しまして、収入済額626億7,633万995円でございます。不納欠損額は8,909万797円、収入未済額は11億5,868万3,153円となっております。 次に、歳出につきましては、8ページから13ページでございます。 歳出合計は、予算現額659億3,289万1,509円に対しまして、支出済額622億457万2,509円でございます。翌年度繰越額は25億5,906万5,102円、不用額は11億6,925万3,898円となっております。 したがいまして、歳入歳出差し引き残額は4億7,175万8,486円となりましたが、繰越明許費繰越額1億8,647万1,421円を差し引きいたしますと、翌年度繰越額は2億8,528万7,065円となったところでございます。 続きまして、議案第69号、国民健康保険事業特別会計について御説明申し上げます。 まず、歳入につきましては、168ページから169ページでございます。 歳入合計は、予算現額195億4,536万2,000円、調定額203億1,180万1,938円に対しまして、収入済額191億9,650万8,090円となっております。 不納欠損額は1億6,159万7,475円、収入未済額は9億5,687万1,582円でございます。 次に、歳出につきましては、170ページから173ページでございます。 歳出合計は、予算現額195億4,536万2,000円に対しまして、支出済額191億9,650万8,090円、不用額は3億4,885万3,910円でございます。 したがいまして、歳入歳出差し引き残額はゼロでございます。 次に、議案第70号、後期高齢者医療事業特別会計について御説明申し上げます。 まず、歳入につきましては、200ページから201ページでございます。 歳入合計は、予算現額27億5,976万1,000円、調定額28億3,329万3,121円に対しまして、収入済額27億9,545万1,071円となっております。 不納欠損額は791万9,712円、収入未済額は3,420万3,764円でございます。 次に、歳出につきましては、202ページから203ページでございます。 歳出合計は、予算現額27億5,976万1,000円、支出済額27億704万9,669円となっております。不用額は5,271万1,331円でございます。 したがいまして、歳入歳出差し引き残額は8,840万1,402円であり、翌年度繰越額も同額となっております。 次に、議案第71号、介護保険事業特別会計について御説明申し上げます。 まず、歳入につきましては、218ページから221ページでございます。 歳入合計は、予算現額148億5,198万6,000円、調定額148億4,688万5,119円に対しまして、収入済額147億6,297万8,830円となっております。 不納欠損額は2,472万810円、収入未済額は6,309万1,839円でございます。 次に、歳出につきましては、222ページから223ページでございます。 歳出合計は、予算現額148億5,198万6,000円、支出済額145億3,173万1,531円となっております。不用額は3億2,025万4,469円でございます。 したがいまして、歳入歳出差し引き残額は、次の224ページでございますが、2億3,124万7,299円であり、翌年度繰越額も同額となっております。 次に、議案第72号、墓地公園事業特別会計について御説明申し上げます。 まず、歳入につきましては、254ページから255ページでございます。 歳入合計は、予算現額3,920万円、調定額3,704万9,164円に対しまして、収入済額3,649万9,164円となっております。不納欠損額はゼロ、収入未済額は55万6,000円でございます。 次に、歳出につきましては、256ページから257ページでございます。 歳出合計は、予算現額3,920万円に対しまして、支出済額3,649万9,164円でございます。不用額は270万836円となっております。 したがいまして、歳入歳出差し引き残額はゼロでございます。 ただいま一般会計並びに各特別会計の歳入歳出決算について御説明申し上げましたが、各会計の実質収支額を申し上げますと、一般会計につきましては2億8,528万7,065円の黒字、特別会計につきましては、国民健康保険事業特別会計でゼロ、後期高齢者医療事業特別会計で8,840万1,402円の黒字、介護保険事業特別会計で2億3,124万7,299円の黒字となっており、墓地公園事業特別会計につきましてはゼロとなっております。 以上、平成30年度の一般会計及び各特別会計の決算について御説明申し上げました。 何とぞよろしく御審議の上、御認定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(真田敦史君) 畑下上下水道部長。 ◎上下水道部長(畑下茂生君) (登壇)議案第73号、平成30年度宇治市水道事業会計決算及び議案第74号、平成30年度宇治市公共下水道事業会計決算の概要につきまして、決算書に基づきまして御説明申し上げます。 まず、議案第73号、水道事業会計について御説明申し上げます。 決算書の2ページ・3ページの収益的収入及び支出につきまして、水道事業収益は消費税込みで37億9,052万1,887円、水道事業費用は消費税込みで35億2,748万1,801円となっております。 次に、6ページの税抜き損益計算書では、損益計算の結果、下から3行目の当年度純利益は1億9,462万7,801円となり、前年度繰越利益剰余金7億4,386万3,569円に当年度純利益を加算いたしますと当年度未処分利益剰余金は9億3,849万1,370円となっております。 ページ前後いたしますが、次に、決算書4ページ・5ページの資本的収入及び支出につきましては、収入額が11億1,051万762円、支出額は17億353万14円となり、差し引き不足額5億9,301万9,252円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額6,620万6,315円と過年度分損益勘定留保資金5億2,681万2,937円で補填いたしました。 次に、議案第74号、公共下水道事業会計につきまして御説明申し上げます。 決算書の50ページ・51ページの収益的収入及び支出につきまして、下水道事業収益は消費税込みで53億2,500万6,048円、下水道事業費用は消費税込みで51億9,267万1,660円となっております。 次に、54ページの税抜き損益計算書では、損益計算の結果、下から3段目、当年度純利益は1,970万2,415円となり、前年度繰越欠損金8,137万4,647円でございましたので、当年度未処理欠損金は6,167万2,232円となりました。 ページ前後いたしますが、次に、決算書52ページ・53ページの資本的収入及び支出につきましては、収入額が37億9,875万6,943円、支出額が53億8,602万814円となり、差し引き不足額15億8,726万3,871円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1億1,266万5,702円、過年度分損益勘定留保資金1億7,989万9,727円、当年度分損益勘定留保資金12億9,469万8,442円で補填いたしました。 以上、よろしく御審議いただき、御認定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(真田敦史君) これより質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(真田敦史君) お諮りいたします。 7議案については、12人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中も継続して審査することにいたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、7議案については、12人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中も継続して審査することに決しました。 ○議長(真田敦史君) ただいま設置されました決算特別委員会の委員については、委員会条例第5条第1項の規定により、議長において、服部正議員、西川友康議員、角谷陽平議員、宮本繁夫議員、渡辺俊三議員、山崎匡議員、中村麻伊子議員、鈴木崇義議員、稲吉道夫議員、池田輝彦議員、金ヶ崎秀明議員及び浅井厚徳議員、以上12人の議員を指名したいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました12人の議員を決算特別委員会委員に選任することに決しました。----------------------------------- ○議長(真田敦史君) 暫時休憩いたします。     午前10時46分 休憩     (休憩中に決算特別委員会を開催)     (再開前に決算特別委員会の正・副委員長名を発表)     午前11時20分 再開 ○議長(真田敦史君) 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △日程第11 意見書案第5号 ○議長(真田敦史君) 次に日程第11、意見書案第5号を議題といたします。 ○議長(真田敦史君) お諮りいたします。 本意見書案については、会議規則第37条第2項の規定により提案理由の説明を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、本意見書案については提案理由の説明を省略することに決しました。 ○議長(真田敦史君) これより質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(真田敦史君) お諮りいたします。 本意見書案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、本意見書案については委員会付託を省略することに決しました。 ○議長(真田敦史君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(真田敦史君) これより意見書案第5号を採決いたします。 本意見書案は原案のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、意見書案第5号は原案のとおり可決されました。 意見書第5号の取り扱いは、議長に御一任願います。----------------------------------- △日程第12 議員派遣 ○議長(真田敦史君) 次に、日程第12、議員派遣を議題といたします。 本件については、お手元に配付いたしております別紙のとおりであります。 ○議長(真田敦史君) これより質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(真田敦史君) これより討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。 ○議長(真田敦史君) お諮りいたします。 お手元に配付いたしております別紙のとおり、議員を派遣することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、別紙のとおり議員を派遣することに決しました。-----------------------------------              議員派遣について                         令和元年10月10日 地方自治法第100条第13項及び会議規則第164条の規定により、次のとおり議員を派遣する。                 記1 第14回全国市議会議長会研究フォーラム   (1)派遣目的  議会活性化に向けた研究フォーラムに参加   (2)派遣場所  高知市   (3)派遣期間  令和元年10月30日から10月31日   (4)派遣議員  渡辺俊三議員、西川友康議員、山崎恭一議員、            木本裕章議員、長野恵津子議員、金ヶ崎秀明議員----------------------------------- △日程第13 閉会中継続調査 ○議長(真田敦史君) 次に日程第13、閉会中継続調査を議題といたします。 各常任委員長及び議会運営委員長から、目下委員会において調査中の事件について、お手元に配付いたしておりますとおり閉会中継続調査の申し出があります。 ○議長(真田敦史君) お諮りいたします。 各委員長から申し出のとおり、閉会中継続調査に付することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。-----------------------------------                         令和元年10月10日 宇治市議会議長 真田敦史様                      宇治市議会 総務常任委員会                       委員長   長野恵津子            閉会中継続調査申出書 本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、宇治市議会会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記1.事件(1)調査事件  ア.防災について           イ.文書法規について  ウ.国際交流について         エ.人事、給与、研修について  オ.広報について           カ.総合計画及び広域行政について  キ.事務事業の管理について      ク.高度情報化の推進について  ケ.財政について           コ.財産管理について  サ.契約事務について         シ.市税収入及び税制度について  ス.会計事務及び物品管理について   セ.消防及び救急業務について  ソ.選挙事務について         タ.監査事務について  チ.公平委員会について        ツ.固定資産評価審査委員会について2.理由    委員会調査未了のため。-----------------------------------                         令和元年10月10日 宇治市議会議長 真田敦史様                    宇治市議会 市民環境常任委員会                     委員長   坂本優子            閉会中継続調査申出書 本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、宇治市議会会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記1.事件(1)調査事件  ア.文化振興について         イ.自治振興について  ウ.広聴について  エ.戸籍、住民基本台帳、外国人登録及び印鑑登録等の窓口業務について  オ.農林茶業、畜産業及び水産業並びに農業共済について  カ.観光について           キ.産業、商工及び労働者施策について  ク.消費者保護について        ケ.人権啓発について  コ.男女共同参画について       サ.環境施策について  シ.廃棄物の処理及び清掃について   ス.墓地及び斎場について  セ.農業委員会について2.理由    委員会調査未了のため。-----------------------------------                         令和元年10月10日 宇治市議会議長 真田敦史様                    宇治市議会 建設水道常任委員会                     委員長   稲吉道夫            閉会中継続調査申出書 本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、宇治市議会会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記1.事件(1)調査事件  ア.鉄軌道関係事業の推進について   イ.道路、河川、橋梁等の整備について  ウ.市有建物等の建築について     エ.市営建物の営繕について  オ.市営住宅について         カ.用地の取得について  キ.国、府等の大型建設事業に係る連絡調整について  ク.開発指導について         ケ.建築指導について  コ.建築確認申請の審査等について   サ.都市計画事業について  シ.公園緑地について         ス.上下水道の整備について  セ.交通対策について         ソ.文化財の保護について  タ.ウトロ地区の住環境対策について  チ.空き家対策について2.理由    委員会調査未了のため。-----------------------------------                         令和元年10月10日 宇治市議会議長 真田敦史様                    宇治市議会 文教福祉常任委員会                     委員長   堀 明人            閉会中継続調査申出書 本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、宇治市議会会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記1.事件(1)調査事件  ア.社会福祉援護について       イ.障害者福祉及び児童福祉について  ウ.国民年金について         エ.高齢社会対策について  オ.子育て支援について        カ.保健衛生及び医療について  キ.国民健康保険について       ク.介護保険について  ケ.学校教育について         コ.生涯学習、社会教育について  サ.生涯スポーツについて       シ.青少年対策について  ス.図書館について          セ.歴史資料の保護について2.理由    委員会調査未了のため。-----------------------------------                          和元年10月10日 宇治市議会議長 真田敦史様                      宇治市議会 議会運営委員会                       委員長   山崎恭一            閉会中継続調査申出書 本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、宇治市議会会議規則第104条の規定により申し出ます。                 記1.事件(1)調査事件  ア.議会の運営について  イ.議会の会議規則、委員会に関する条例等について  ウ.議長の諮問について  エ.議会改革について2.理由    委員会調査未了のため。----------------------------------- ○議長(真田敦史君) 以上をもって、今期定例会に付議された事件は全て議了いたしました。 これにて本日の会議を閉じ、令和元年9月宇治市議会定例会を閉会いたします。     午前11時25分 閉議・閉会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                宇治市議会議長  真田敦史                宇治市議会副議長 渡辺俊三                宇治市議会議員  鈴木崇義                宇治市議会議員  西川康史...